道具

テントブランド格付け決定版!人気メーカーの評価と選び方

※本ページはプロモーションが含まれています

テントブランド格付け決定版!人気メーカーの評価と選び方

焚き火ノート・イメージ

キャンプの主役ともいえるテント。どうせなら満足できる良いものを選びたいけれど、「どのブランドが良いのかわからない」と悩んでいませんか。世の中には多種多様なテントブランドが存在し、それぞれの特徴や評価も様々です。ファミリーテントの人気ランキングを探している方もいれば、デザイン性を重視してかっこいいテントブランドを求める方もいるでしょう。

また、DODテントのような個性的な製品に惹かれたり、所有欲を満たす高級テントブランドに憧れたりすることもあるかもしれません。さらに、信頼性の高い日本のテントメーカーから選びたい、あるいは通好みのマニアックなテントメーカーを開拓したいというニーズもあります。この膨大なテントメーカー一覧の中から、自分にとって最高の相棒を見つけ出すのは至難の業です。

そこでこの記事では、「テントブランド 格付け」というキーワードで検索しているあなたのために、数あるブランドを多角的な視点から評価し、それぞれの特徴や選び方のポイントを徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりのテントブランドがきっと見つかるはずです。

この記事で分かる事

  • 主要なテントブランドの格付け基準がわかる
  • 目的やスタイルに合った最適なテントメーカーが見つかる
  • 人気ブランドの具体的な特徴と評価を比較できる
  • テント選びで後悔しないための重要なポイントを学べる

テントブランド格付けの基準と主要メーカー

テントブランド格付けの基準と主要メーカー

焚き火ノート・イメージ

  • まずは主要なテントメーカー一覧を確認
  • 信頼できる日本のテントメーカーを紹介
  • おしゃれでかっこいいテントブランド5選
  • 所有欲を満たす高級テントブランドの世界
  • 人と被らないテントメーカー【マニアック編】
  • 初心者も安心の定番ブランドとは

まずは主要なテントメーカー一覧を確認

まずは主要なテントメーカー一覧を確認

焚き火ノート・イメージ

テントブランドの格付けを理解する第一歩として、まずはどのようなメーカーが存在するのか全体像を把握することが重要です。テントメーカーは、その成り立ちや得意分野によって、大きく3つの系統に分類できます。それは、「定番人気」「個性派」「登山系」の3つです。

ここでは、それぞれの系統における代表的なブランドを一覧表にまとめました。自分のキャンプスタイルや好みがどの系統に近いか考えながらご覧いただくと、ブランド選びのヒントになります。

テントメーカーの主な系統と代表ブランド

系統 特徴 代表的なブランド
定番人気 初心者からベテランまで幅広く対応。
品質と価格のバランスが良く、入手しやすい。
スノーピーク、コールマン、ロゴス、キャプテンスタッグ
個性派 独自のデザインやコンセプトが魅力。
サイトの主役になるような存在感を放つ。
DOD、ゼインアーツ、ノルディスク、サバティカル、ogawa
登山系 軽量・コンパクトで過酷な環境にも耐える高機能性。
徒歩やバイクでのキャンプにも最適。
モンベル、MSR、ニーモ、ヒルバーグ、アライテント

このように、各ブランドには得意なジャンルや個性があります。例えば、ファミリーキャンプで安心して使えるテントを探しているなら定番人気ブランドが候補になりますし、デザインで他のキャンパーと差をつけたいなら個性派ブランドが魅力的でしょう。まずはこの系統を参考に、興味のあるブランドをいくつかピックアップしてみるのがおすすめです。

信頼できる日本のテントメーカーを紹介

信頼できる日本のテントメーカーを紹介

焚き火ノート・イメージ

海外ブランドに目が行きがちですが、日本の気候やキャンプスタイルを熟知した国内メーカーにも、世界に誇るべき素晴らしいブランドが数多く存在します。特に、品質管理の厳しさやアフターサービスの充実度は、日本メーカーならではの大きな魅力と言えるでしょう。

ここでは、キャンパーから絶大な信頼を得ている代表的な日本のテントメーカーをいくつか紹介します。

スノーピーク (Snow Peak)

新潟県三条市に本社を置く、日本を代表するアウトドアブランドです。もともと金属加工業から始まった背景もあり、焚き火台やペグなど金属製品の品質は折り紙付き。テントにおいても、日本の気候に合わせた高い耐久性と機能美を両立させており、「一生モノ」として愛用するファンが多いのが特徴です。価格は高めですが、それに見合うだけの価値と満足感を提供してくれます。

ogawa

100年以上の歴史を誇る老舗テントメーカーで、キャンパーからは「オガワ張り」という言葉が生まれるほどタープやテントの設営スタイルに影響を与えてきました。「品質こそが信頼」という理念のもと、質実剛健な製品づくりを続けています。特にロッジ型テントや2ルームテントに定評があり、玄人キャンパーからの評価が非常に高いブランドです。

モンベル (mont-bell)

「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに、主に登山用品を展開する日本のアウトドアブランドです。その技術力を活かしたテントは、驚くほど軽量でありながら、厳しい自然環境にも耐えうる高い性能を誇ります。バックパックキャンプやツーリングなど、荷物を少しでも軽くしたいキャンパーにとっては最高の選択肢の一つです。

日本メーカーの注意点

高品質で信頼性が高い一方、人気ブランドの特定モデルは需要が高く、シーズンによっては品薄になったり、抽選販売になったりすることがあります。欲しいモデルがある場合は、公式サイトや販売店のアナウンスをこまめにチェックする必要があります。

おしゃれでかっこいいテントブランド5選

おしゃれでかっこいいテントブランド5選

焚き火ノート・イメージ

キャンプサイトの印象を大きく左右するのがテントのデザインです。せっかくなら機能性だけでなく、見た目にもこだわった「かっこいいテント」を選びたいと考える方も多いでしょう。ここでは、SNSでも話題になるような、デザイン性に優れたおしゃれなテントブランドを5つ厳選して紹介します。

デザイン性の高いテントは、キャンプのモチベーションを上げてくれるだけでなく、サイト全体の統一感を出すのにも役立ちますよ。

1. ノルディスク (NORDISK)

デンマーク発のブランドで、シロクマのロゴが目印です。特にコットン素材を使用したベル型のテント「アスガルド」は、グランピングやおしゃれキャンプの象徴的な存在。ナチュラルで温かみのあるデザインは、自然の中に美しく映え、唯一無二の雰囲気を演出します。

2. ゼインアーツ (ZANE ARTS)

長野県松本市を拠点とする、2018年創業の比較的新しい日本のブランドです。アートとテクノロジーを融合させたような美しいフォルムが特徴で、発売する製品は常に品薄状態が続くほどの人気を誇ります。機能性を追求した結果生まれた独創的なデザインは、まさに「機能美」を体現しています。

3. DOD

「カマボコテント」や「キノコテント」など、ユニークなネーミングと個性的なデザインで若者を中心に絶大な支持を得ている日本のブランドです。タンやカーキといったトレンドカラーをいち早く取り入れ、おしゃれでありながらも設営しやすく、価格も比較的手頃な点も人気の理由です。

4. サバティカル (SABBATICAL)

人気アウトドアセレクトショップ「A&F」が展開するオリジナルブランドです。ゼインアーツのデザイナーが開発に携わっていることもあり、デザイン性と機能性の両立が見事。特にトンネル型の「アルニカ」は、美しいシルエットと居住性の高さから非常に人気が高いモデルです。

5. ヘルスポート (HELSPORT)

ノルウェーの老舗アウトドアブランドで、特にトンネル型テントのデザインに定評があります。厳しい自然環境でテストされた高い機能性を持ちながら、北欧ブランドらしい洗練されたデザインが魅力。特に焚き火好きに愛用者が多く、無骨でかっこいいキャンプスタイルを目指す人におすすめです。

所有欲を満たす高級テントブランドの世界

所有欲を満たす高級テントブランドの世界

焚き火ノート・イメージ

テントの中には、数十万円、モデルによっては100万円を超えるような「超高級」と呼ばれる製品が存在します。これらは単に高価なだけでなく、最高品質の素材と技術、そして厳しい環境下で培われた圧倒的な信頼性を兼ね備えています。ここでは、多くのキャンパーが憧れる高級テントブランドの世界を少し覗いてみましょう。

ヒルバーグ (HILLEBERG)

スウェーデン発のテント専門メーカーで、「登山用テントの最高峰」と称されるブランドです。創業者であるボー・ヒルバーグが自らのアウトドア経験を元に、設営のしやすさと軽量性、そして何よりも強靭さを追求して作り上げました。
ヒルバーグのテントは、独自の生地「Kerlon(ケルロン)」を使用しており、驚くほど軽量でありながら、引き裂き強度が非常に高いのが最大の特徴です。悪天候時でも安心して過ごせる絶対的な信頼感は、プロの登山家や冒険家からも支持されています。

ヒルバーグのレーベルシステム

ヒルバーグのテントは、使用環境に応じて「ブラックレーベル」「レッドレーベル」「イエローレーベル」「ブルーレーベル」の4つに分類されています。最も堅牢なのがブラックレーベルで、軽量性を重視したのがイエローレーベルといった具合に、自分のスタイルに最適なモデルを選べるようになっています。

ヘイムプラネット (HEIMPLANET)

ドイツ・ハンブルクで生まれた、独創的なエアフレームテントのブランドです。金属ポールを使わず、付属のポンプで空気を注入するだけで設営できる「インフレータブル構造」が特徴。特に、ダイヤモンド型に組み上げられたフレームは「ジオデシックドーム構造」と呼ばれ、風速180km/hにも耐える驚異的な耐風性を誇ります。
まるで宇宙船のような近未来的なデザインは、キャンプサイトで圧倒的な存在感を放ちます。設営・撤収の手軽さと、唯一無二のデザイン性、そして高い機能性を兼ね備えた、まさに次世代のテントと言えるでしょう。

高級テントは高価ですが、適切なメンテナンスを行えば10年、20年と長く使い続けることができます。長期的に見れば、結果的にコストパフォーマンスが高い選択となることもあります。

人と被らないテントメーカー【マニアック編】

人と被らないテントメーカー【マニアック編】

焚き火ノート・イメージ

「定番ブランドも良いけれど、キャンプ場で他の人と同じテントになるのは少し避けたい」。そう考えるこだわり派のキャンパーにおすすめなのが、少しマニアックでありながらも、確かな実力を持つテントメーカーです。ここでは、知る人ぞ知る、通好みのブランドをいくつか紹介します。

ローベンス (ROBENS)

デンマークのアウトドアブランドで、特にティピー型やベル型のポリコットンテントに定評があります。北欧ブランドらしい洗練されたデザインと、高い居住性を両立させているのが特徴です。煙突ポートが標準装備されているモデルも多く、冬キャンプで薪ストーブを楽しみたいキャンパーから絶大な支持を集めています。品質が高い割に、他の北欧ブランドと比較するとやや価格が抑えめなのも嬉しいポイントです。

MSR (Mountain Safety Research)

前述の通り、MSRは主に登山家向けのギアを開発しているアメリカのブランドですが、その高い技術力から生まれるテントはオートキャンパーの中にもファンが多くいます。特に「エリクサー」シリーズは、居住空間を最大限に確保するフレームワークと、設営のしやすさで人気です。白と赤を基調としたデザインは、フィールドで非常に見栄えがします。本格的なスペックを持つテントを使いたい、という本物志向のキャンパーにおすすめです。

シックスムーンデザインズ (Six Moon Designs)

UL(ウルトラライト)系ガレージブランドの代表格で、徹底的に軽量化を追求した製品が特徴です。トレッキングポールを支柱として使用するテントなど、独創的なアイデアが満載。設営には多少の慣れが必要ですが、その軽さとコンパクトさはバックパックキャンプやミニマムキャンプで絶大な効果を発揮します。まさに、機能を突き詰めた結果生まれる究極のシンプルさが魅力のブランドです。

マニアックなブランドは、取り扱い店舗が限られていたり、情報が少なかったりすることもありますが、その分、自分だけのこだわりの逸品を見つける楽しみがありますね。

初心者も安心の定番ブランドとは

初心者も安心の定番ブランドとは

焚き火ノート・イメージ

初めてテントを購入する際、最も重要なのは「設営のしやすさ」「品質の安定性」「入手しやすさ」そして「コストパフォーマンス」です。これらの要素を高次元で満たしているのが、いわゆる「定番ブランド」です。多くのキャンパーに長年愛用されているだけあり、初心者でも安心して使える工夫が随所に施されています。

コールマン (Coleman)

アメリカ発の老舗アウトドアブランドで、日本でも絶大な知名度と人気を誇ります。「タフスクリーン2ルームハウス」や「ツーリングドーム」など、数々のヒット商品を生み出してきました。最大の魅力は、品質と価格のバランスが非常に良いことです。全国のアウトドアショップやホームセンターで手軽に購入でき、設営方法に関する情報が豊富なので、初心者が最初のテントとして選ぶのに最適です。

デメリットとしては、あまりに人気が高いためキャンプ場で他の人とテントが被ってしまう「おそろい現象」が起きやすい点が挙げられます。

ロゴス (LOGOS)

「水辺5メートルから標高800メートルまで」をコンセプトに、家族で楽しめるアウトドア製品を数多く展開する日本のブランドです。BBQグリルやクーラーボックスが有名ですが、テントも初心者向けに工夫された製品が多くあります。特に、独自の「PANEL SYSTEM」を搭載したテントは、強度を高めつつ、タープとしての機能も持たせるなど、独創的なアイデアが光ります。比較的手頃な価格帯の製品が多いのも嬉しいポイントです。

キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG)

新潟県三条市を拠点とする日本の総合アウトドアブランド。「鹿番長」の愛称で親しまれています。このブランドの強みは、なんといっても圧倒的なコストパフォーマンスと製品ラインナップの豊富さです。テントから小物まで、あらゆるキャンプギアがリーズナブルな価格で揃います。「まずは気軽にキャンプを始めてみたい」という方の強力な味方になってくれるブランドです。

これらの定番ブランドは、ユーザーが多いため、インターネットやSNSで設営方法や使用レビューといった情報を簡単に見つけられるというメリットもあります。困ったときに参考にできる情報が多いのは、初心者にとって大きな安心材料となります。

用途別テントブランド格付けと人気モデル

用途別テントブランド格付けと人気モデル

焚き火ノート・イメージ

  • 最新ファミリーテント人気ランキング
  • 個性が光るDODテントの魅力に迫る
  • 軽量重視のソロ・登山向けブランド
  • 超高級!ヘイムプラネットとヒルバーグ
  • まとめ:テントブランド格付け決定版!人気メーカーの評価と選び方

最新ファミリーテント人気ランキング

最新ファミリーテント人気ランキング

焚き火ノート・イメージ

家族でキャンプを楽しむ上で、テント選びは最も重要な要素の一つです。ファミリーテントに求められるのは、広々とした居住空間、設営・撤収のしやすさ、そして家族を守る安全性です。ここでは、これらの要素を高いレベルで満たし、多くのファミリーキャンパーから支持されている人気モデルをランキング形式で紹介します。

🥇第1位:スノーピーク ランドロック

「2ルームシェルターの王様」とも称される、不動の人気を誇るモデルです。広いリビングと寝室が一体化しており、これ一つで快適なキャンプサイトが完成します。頑丈なフレーム構造による高い剛性と耐風性を持ち、悪天候時でも安心して過ごせます。価格は高価ですが、その価値を実感できる満足感と信頼性から、多くのファミリーに選ばれ続けています。

🥈第2位:コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX

ファミリーテントの定番中の定番モデルです。設営しやすいアシスト機能や、夏でも涼しく過ごせる優れた換気性能など、初心者でも快適に使える工夫が満載。リビングスペースも十分な広さがあり、家族4~5人でもゆったりと過ごせます。品質と価格のバランスが非常に良く、コストパフォーマンスで選ぶなら最適な選択肢と言えるでしょう。

🥉第3位:ogawa オーナーロッジ タイプ52R T/C

レトロなデザインが魅力のロッジ型テントです。コットンとポリエステルの混紡素材であるT/C(ポリコットン)を使用しており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。また、火の粉にも比較的強いため、テントの近くで焚き火を楽しみたいファミリーにもおすすめです。設営は少し慣れが必要ですが、他にはない雰囲気と快適な居住空間が魅力です。

ファミリーテント選びのポイント

対応人数は「実際に使用する人数+1~2名」で選ぶのがおすすめです。例えば4人家族なら5~6人用のテントを選ぶと、荷物を置くスペースも確保でき、快適に過ごすことができます。

個性が光るDODテントの魅力に迫る

個性が光るDODテントの魅力に迫る

焚き火ノート・イメージ

数あるテントブランドの中でも、近年ひときわ強い存在感を放っているのが「DOD(ディーオーディー)」です。ウサギのロゴでおなじみのこのブランドは、ユニークな製品名とデザインで、若者や女性キャンパーを中心に爆発的な人気を獲得しています。ここでは、なぜDODがこれほどまでに支持されるのか、その魅力に迫ります。

魅力①:遊び心あふれるネーミングとデザイン

「カマボコテント」「タケノコテント」「キノコテント」など、製品の特徴を捉えた親しみやすいネーミングがDODの大きな特徴です。デザインも個性的で、キャンプサイトで自分のテントを一目で見つけられるほどのインパクトがあります。それでいて、タンやカーキといったアースカラーを基調としているため、自然にもしっかり馴染みます。

魅力②:ユーザー目線の優れた機能性

DODのテントは、ただ面白いだけではありません。例えば、人気の「カマボコテント」は、広大なリビングスペースを持つトンネル型テントでありながら、日本のキャンプサイトの区画に収まりやすい絶妙なサイズ設計になっています。また、初心者でも設営しやすいようにポールに色分けがされていたり、夏場でも快適に過ごせるようにメッシュ部分が大きくとられていたりと、ユーザーが「こうだったら良いのに」と感じるポイントを的確に押さえています。

DODテントの注意点

DODの製品は非常に人気が高いため、公式サイトでも常に品薄状態で、入手が困難なモデルが多いのが現状です。新製品の発売や再入荷の情報は、公式SNSやメールマガジンで告知されることが多いため、気になるモデルがある方はこまめにチェックすることをおすすめします。

このように、DODは「面白い」と「便利」を見事に両立させることで、多くのキャンパーの心を掴んでいます。他の人とは一味違う、自分たちらしいキャンプスタイルを追求したい方にとって、DODは非常に魅力的なブランドと言えるでしょう。

軽量重視のソロ・登山向けブランド

軽量重視のソロ・登山向けブランド

焚き火ノート・イメージ

ソロキャンプや登山、ツーリングキャンプなど、自分の足やバイクで移動するスタイルでは、ギアの「軽さ」と「コンパクトさ」が何よりも重要になります。ここでは、1gでも荷物を軽くしたいと願うキャンパーのために、軽量性を徹底的に追求したブランドを紹介します。

モンベル (mont-bell)

前述の通り、日本が世界に誇るアウトドアブランドです。登山用テントの「ステラリッジテント」シリーズは、長年にわたり多くの登山家から信頼されてきました。最新モデルは世界最高レベルの軽量性と、過酷な環境に耐える剛性を両立しています。日本の気候を熟知した製品づくりと、購入しやすい価格設定が大きな魅力です。

MSR (Mountain Safety Research)

「安全な登山のための研究」をルーツに持つアメリカのブランド。軽量でありながら居住性も妥協しないテント作りに定評があります。特に自立式の「ハバハバシールド」や「エリクサー」シリーズは、ソロキャンパーにも人気が高いモデル。設営の容易さと快適な空間、そしてフィールドで映える美しいデザインを兼ね備えています。

ニーモ (NEMO Equipment)

革新的なアイデアとデザインで知られるアメリカのブランドです。極限まで軽量化を図った「ホーネット」シリーズは、ダブルウォールテントでありながら1kgを切るモデルも存在します。また、独自のフレーム構造により、軽量テントにありがちな居住空間の狭さを克服している点も評価されています。軽さと快適性の両方を高いレベルで求めるキャンパーにおすすめです。

軽量テント選びのポイント

軽量テントを選ぶ際は、重量だけでなく「パッキングサイズ(収納時の大きさ)」「設営のしやすさ」「耐風性」なども総合的に比較検討することが大切です。また、テント本体とフライシート、ポール、ペグをすべて含めた「総重量」を確認するようにしましょう。

これらのブランドのテントは、オートキャンプで使う場合でも、設営・撤収の負担を大幅に軽減してくれるというメリットがあります。軽さは、あらゆるキャンプスタイルにおいて正義と言えるかもしれません。

超高級!ヘイムプラネットとヒルバーグ

超高級!ヘイムプラネットとヒルバーグ

焚き火ノート・イメージ

前述の通り、テントブランドの頂点には、圧倒的な性能と価格を誇る「超高級」ブランドが存在します。ここでは、その代表格であるヘイムプラネットヒルバーグについて、なぜそれほど高価なのか、その理由にもう一歩踏み込んで解説します。

数十万円もするテントは、まさに「究極のキャンプギア」。ロマンあふれる世界ですが、そこには価格に見合うだけの確かな理由があるんです。

ヘイムプラネット:未来のデザインと究極の耐風性

ヘイムプラネットのテントが超高級である理由、それは独自開発の「エアフレーム」技術と、それによって実現される唯一無二のデザイン&性能にあります。
フラッグシップモデルの「MAVERICKS(マーベリックス)」は約100万円という価格ですが、これは単なるテントというより「移動可能な多目的スペース」と呼ぶべき代物です。

  • 耐風性:複数の空気の柱で構成されるジオデシックドーム構造は、風の力を全体に分散させ、風速180km/hにも耐えうる驚異的な強度を誇ります。
  • 設営・撤収の速さ:約8畳もの広さがありながら、設営はポンプで空気を入れるだけ。熟練すれば数分で完了します。撤収もバルブを開ければ一瞬です。
  • 素材:航空機の部品にも使われるような、非常に高性能な素材(High Tenacity Polyester)が使用されています。

この唯一無二の構造と、それを実現するための最高品質の素材と開発コストが、ヘイムプラネットの価格に反映されているのです。

ヒルバーグ:絶対的な信頼性と究極の素材

ヒルバーグのテントの価格は、極限状況下でもキャンパーの命を守るという「絶対的な信頼性」を担保するためのコストです。
その信頼性を支えているのが、自社で開発したシリコンコーティングのリップストップナイロン生地「Kerlon(ケルロン)」です。

  • 驚異的な引き裂き強度:ケルロン生地は、他のテント生地と比較して数倍の引き裂き強度を持っています。万が一穴が空いても、そこから裂け目が広がることがありません。
  • 軽量性と防水性:非常に軽量でありながら、両面にシリコンを3層もコーティングすることで、高い防水性能と耐水圧を実現しています。
  • 厳格な品質管理:全てのテントはヨーロッパの自社工場で、熟練の職人が一貫して製造しています。完成品は設営テストを含む厳しい品質チェックを経て出荷されます。

最高の素材を開発し、それを最高の品質で製品化するための手間とコストが、ヒルバーグのテントを特別なものにしています。「保険として最も信頼できるテントを買う」という視点で見れば、その価格にも納得がいくでしょう。

まとめ:テントブランド格付け決定版!人気メーカーの評価と選び方

ここまで様々なテントブランドとその特徴を紹介してきましたが、最終的に「どのブランドが一番良いか」は、あなたのキャンプスタイルや価値観によって決まります。この記事の総まとめとして、自分に最適なテントブランドを見つけるためのポイントをリストアップします。

  • まず自分のキャンプスタイルを明確にする
  • ソロなのかファミリーなのか、利用人数を考える
  • 主な移動手段は車か、バイクや公共交通機関か
  • デザイン性、機能性、価格など何を最も重視するか優先順位を決める
  • 定番人気ブランドは品質と価格のバランスに優れる
  • コールマンやロゴスは初心者でも安心して使える
  • 人と被りたくないなら個性派ブランドがおすすめ
  • DODやゼインアーツはデザイン性が高く人気
  • 軽量性を最優先するなら登山系ブランドを選ぶ
  • モンベルやMSRはバックパックキャンプに最適
  • 所有欲を満たしたいなら高級ブランドも視野に入れる
  • ヒルバーグやノルディスクは一生モノの価値がある
  • 日本のメーカーは国内の気候に強くアフターサービスも安心
  • テントの評価は価格だけでなく耐久性や満足度も考慮する
  • 最終的にはこの記事の格付けを参考に自分の直感を信じて選ぶ

-道具